甲状腺疾患は癌研究会付属病院(現在の癌研有明病院)勤務時代に、甲状腺治療を豊富に経験している信勝医師が担当しています。
週に一度は癌研有明病院より戸田医師が外来に来ています。
甲状腺機能の亢進や低下の症状では様々な症状が出現するため、甲状腺の病気をお持ちでもなかなか診断されないこともあります。
疲れやすい、だるいといった症状は誰でも起こりうるもので、実は甲状腺の機能異常が隠れていることがあるのです。これといった診断の決め手になる症状が乏しいことがあるので、疑われた場合には甲状腺ホルモンのチェックをするしかありません。
甲状腺機能低下は気分の落ち込みや元気・活気のなさが出ますので、最初に心療内科や精神科を受診され、うつ病と診断されてしまうことがあります。
そのような場合に甲状腺機能の治療をするとうつ病と思われていた症状まで、一緒に改善する方が結構いらっしゃいます。
これまでうつ病と言われ、甲状腺機能のチェックをされていない方は一度診察をお勧めします。
甲状腺機能異常はプロラクチンというホルモンの異常も起こすので、不妊症の原因になります。甲状腺疾患をお持ちの方で、妊娠を希望される場合にはおかかりの婦人科の先生と協力して不妊の治療も行えます。
癌と診断しましたら、癌研究会付属病院(癌研有明病院)、伊藤病院、がんセンターなど有名病院のご紹介もできますし、その他、ご希望の病院を紹介することもできます。
甲状腺機能亢進症や低下症に対する内服加療やエタノール注入療法も行なっております。